2010年4月22日木曜日

アースデー

《広島 音楽喫茶ヲルガン座のゴトウイズミさん》

1970年にアメリカ・ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、
4月22日を「アースデー」と宣言し、この日が誕生しました。

民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由に、
その人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動…
というと、堅苦しい感じがしますが、
要は、地球に感謝し、行動する日、それがアースデーです。
今年で40周年を迎えました。
誕生以来、毎年4月には世界各地で持続可能な社会を表現する、
自由なアクションやイベントが行われています。
もちろん、日本でも。

中国地方では、4月17~18日に山口県光市・虹ヶ浜で、
「アースデー瀬戸内2010」が開催されました。

青空の下、ステージを囲むように様々なブースが立ち並び、
松林の向こうには美しい瀬戸内の虹ヶ浜海岸が広がっています。
ステージではいろいろなジャンルのライブがあって、
四方には、これまた多彩な出店ブースの数々。
浜辺ではヨガ、海ではシーカヤックなど体験も盛りだくさんです。


《山口県田布施町の自然菓子工房 欧舌の大下さん。石釜ピザは絶品!》

そんな中に、旬遊18号(自然素材)で取材した
「自然菓子工房 欧舌」さんや
25号(食をめぐる求道者)の「百姓庵(百姓の塩)」さんも、
ブースを出しておられました。

また、アコーディオンの音色と聞き覚えのある声に、
もしや…と思いステージに目をやると、そこにはやっぱり!
現在発売中の28号(気になる店)で取材した「音楽喫茶 ヲルガン座」の
ゴトウイズミさんがパフォーマンスをしていたり…。

祝島の写真を展示したブースでは、
23号で「島の記憶 石をめぐる出会いと別れ-山口県岩国・続島」を執筆した
写真家・那須さんとも再会しました。

自然素材系が大好物のわたしにとって、
ここはまさにネタの宝庫。今まで取材した素敵な人たち、
これから取材する人、取材したい人、店、モノ…にたくさん出会えました。

《浜辺ではヨガのワークショップも》


今年の「アースデー瀬戸内」のキャッチフレーズは、
「出航!未来への方舟」でした。
美しい地球を未来へつなげていくために、
今わたしたちにできることは何なのか。

この日得た感覚や情報は、
何らかのカタチで発信できるといいなぁと思っています。

最後に、よく祭やイベント事は「大量のゴミが出て後始末が大変」、
といわれていますが、そこはさすがにアースデー。
ほとんどの人がマイ箸、マイ皿、マイカップを持参していました。
なるべくゴミを出さないようにとデポジット食器もあり、
各自で食器を洗えるように流し台も設置されていました。
もちろん、洗剤は使わず、お湯とアクリルたわしが大活躍です。

そして、最終日の夕方にはみんなで虹ヶ浜のビーチクリーンを行い、
今年のアースデーは終わりました。

地球に住む人が、自由に、どこでも、今すぐ、アクションを起こせます。
まずやってみること、そして続けること。
年一度のイベントではなく、本当は毎日が「アースデー」なんですよね。


(アースデー瀬戸内HP)
http://www.earthday-setouchi.net/

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