2011年1月18日火曜日

「食べに来んさい屋料理教室」

1月のメニューは、黒米粥、そばがき、ごぼうの炒め煮、
コーフーの照り焼き、大豆の卸和えでした♪

旬遊創刊号の特集「店主の思いと食材に敬意を表したい店」に
掲載の、昔味の料理「食べに来んさい屋」。
店主の竹内直美さんは、食べ物を提供するよりも
日々の生活に取り入れられる日本の伝統食を多くの人に
伝えたいと、月1回料理教室を主催しています。
わたしも妊娠を機に通いはじめ、2年が経ちました。
「食べに来んさい屋」の昔味の料理とは、
穀物や季節の野菜、海藻などを中心とした昔ながらの伝統食で、
一言でいえば「玄米菜食(マクロビオティック)」。
料理に砂糖を使わず、動物性のものは使いません。
習い始めの頃、初心者がよく陥るパターンだとは思いますが、
わたしは一時、砂糖ダメ!ヨーグルトダメ!お肉ダメ!
とマクロビオティックの考え方にとらわれすぎて
自らがんじがらめになり、
苦しくなってしまったことも…。
今では、料理教室で得た知識と調理法を活用しながらも、
あまり食生活に規制をかけることなく、
“感謝して、おいしくいただく”をモットーに過ごしています。

1月の料理教室では、
お正月に食べ過ぎた身体にやさしいお粥さんに、
良質のたんぱく質であるそば粉でそばがき、
グルテン粉と小麦粉でコーフーを手作りし、
コーフーの照り焼きなどを作りました。

どれもしっかり火にかけ、手間ひまかけたものばかり。
最近、火を使わない調理法や調理器具が安心安全便利で良い!
というようなTVの特集を見ましたが、
わたしはちっとも美味しそうとも、
魅力的とも思いません。
さらにこの間、保育園からいただくお便りに、
“電子レンジで作る簡単朝ごはん”のレシピが載っていました。
わたしは子育てしながら働くワーキングマザーですが、
たとえ朝晩は時間との戦いであってもチン♪チン♪
料理は作ろうとは思いません。
素材本来の味を美味しいと感じられる能力は
小さい頃から培われていくものだと聞いています。
今年もできるだけ手作りを心がけ、
楽しく美味しく、いただきます!
という毎日を送りたいものです。

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